秋は「肺」を労わる季節!不調を寄せ付けない深呼吸と浄化の舞
皆さんこんにちは!巫女舞エクササイズ創始者の山田舞です。気づいたらもう10月ですね!もう2025年もあっという間に終わっちゃいそうです!
最近の巫女舞エクササイズのレッスンでは秋に関しての東洋医学を日常的にどう応用していけばいいか、また経絡の滞りやすい部分をお話しております。少し皆様にもご紹介していこうと思います。
朝晩の気温差と乾燥を感じる10月。
「喉のイガイガ」「呼吸が浅い」「なんとなく元気が出ない」――そんなサインは、東洋医学でいう「肺」の疲れが関係しているかもしれません。
巫女舞エクササイズは、呼吸と所作を通して内側から浄化し、心まで凛と整えるメソッドです。
目次
秋は五行の「金」:肺を潤し、バリア機能を高める
五行思想で秋は「金」に属し、浄化・整理・手放しのエネルギーが高まる季節。
肺は「気(エネルギー)」の取り込みと、全身のバリア機能(免疫)を司る要。乾燥や悲しみは肺を弱らせる要因とされ、深い呼吸で潤いを取り戻すことが養生の鍵です。
巫女舞エクササイズで呼吸を整える3つのポイント
- 胸郭をひらく:肩を下げ(この肩を下げるという部分が難しかったりします)鎖骨を横に広げるイメージで立位。肋間がふわっと開き、呼吸の通り道が整います。
- 吐くを先に:長く静かに吐き切る(吐く方に強く意識しましょう)→自然に入ってくる吸気を迎える。自律神経が整い、心が落ち着きます。
- “いまここ”を感じる:足裏・掌・呼吸のリズムに意識を置き、雑念をそっと手放します。呼吸に意識を集中してみましょう。
実践:「暦の舞」で肺経(金)をやさしく刺激
目安:3〜5分/朝夕
- ① 足を腰幅、膝をゆるめて立つ。丹田(へその下)に意識。
- ② 吸って、両腕で大きな円を描きながら胸をひらく。
- ③ 吐いて、手のひらを内向きにゆっくり降ろし、胸骨を柔らかく沈める。
- ④ 円の大きさを一呼吸ごとに少しずつ丁寧に。呼吸と動きを一体化させる。

腕の流線が肺経のライン(胸〜上腕〜前腕〜親指側)をやさしく刺激し、呼吸が深まり、胸のつかえがほどけます。
セルフケアのひと工夫
- 白い食材(長ねぎ・大根・梨・豆乳など)で肺をうるおす。
- 加湿&就寝前の温かい白湯で喉と気道を保湿。
- 夜更かしは控え、23時前後の就寝で回復力UP。
深呼吸は、秋の「浄化の儀式」。
吐くたびに古い感情を手放し、吸うたびに澄んだ自分へ。
おわりに:呼吸の浄化で心まで軽く
「深く吐く」ことを合図に、身体の内側が静かに整いはじめます。巫女舞エクササイズで、凛と澄んだ秋を迎えましょう。
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